船舶交通の輻輳する海域における海上工事の施工に当たっては、その規模により一般航行船舶と工事関係船舶それぞれに対し、中立公平な立場で安全航行を図るため、必要な情報提供を行う第三者機関の設置が求められます。
こうした要請のもと、一般航行船舶や工事関係船舶の安全を図り、海難事故を防止するために、当協会では工事発注者又は施工者からの委託を受けて工事現場付近に「航行安全情報管理室」を設けて業務に精通した当協会職員を配置し、AIS等を使った海域の監視と、迅速的確な情報提供や指導助言を直接行っています。これらには、事故発生の緊急時における事故への即応と災害の拡大防止にも対応する任務も含まれています。
また、当協会では、国際VHF海岸局(呼出名称:とうかいぼうよこはま)の免許を受けており、これを活用して一般航行船舶等に対し積極的な情報提供を行っています。
航行安全情報管理事業
東京航行安全情報管理室
東京航行安全情報管理室では、東京西航路に面した海面で行われている東京港新海面処分場等建設工事に関する各種情報を、工事関係者及び海事関係者に提供するなどの航行安全対策に関する業務を行っています。 事務所住所 〒135-0093 東京都大田区令和島1丁目1番先 (臨海トンネル中央防波堤外側換気所敷地内) ☎03-6457-1505 |
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