本文へ移動

海難防止推進事業

海上保安庁の第三管区海上保安本部では、昭和44年から海事・漁業関係者を主たる対象に、船舶海難の防止を主眼とする「関東地方海難防止強調運動」を展開していました。
年々マリンレジャーが普及するに伴い、夏場を中心にプレジャーボート等の海難のみならず、ボードセイリング、サーフィン、ダイビング、磯釣り、海水浴等を楽しむ青少年や家族連れ等の一般市民の海浜事故が後を絶たない状況となりました。
このため、平成12年度からは、船舶海難の防止に様々なマリンレジャーの事故防止をも加え、運動自体の活性化と実効性の向上を図り、社会的アピール性を向上させるために運動名称も「関東地方海難防止強調運動」から「海の安全運動」に変更し、官と民が一体となった各種安全啓発活動を実施する海の安全運動が始まりました。
公益社団法人東京湾海難防止協会は、この運動の事務局を務めており、「海の安全運動」を効果的に展開するため、海事関係者、漁業関係者、マリンレジャー関係者など、船舶運航に直接関わる者はもとより、マリンレジャー愛好者、更には広く国民に対し、官と民が一体となって海難防止思想の普及と安全意識の高揚を図るとともに、各地区の特性、特色等を加味した船舶海難やマリンレジャーに伴う事故を未然に防止するための様々な活動を行っております。
この事業は、公益財団法人 日本海事センターからの補助金の助成を受けて行っております。

海の安全運動実施計画

関東地方各地区の海の安全運動推進団体で構成する「海の安全運動推進連絡会議」を開催し、全国海難防止強調運動実行委員会で策定される「全国海難防止強調運動実施計画」等に基づき、関東地区に即した海難防止強調運動として「海の安全運動実施計画」を策定します。

海の安全運動表彰事業

海の安全運動推進連絡会議では、海の安全運動の推進に関して、功労、成績等の実績を評価し、関係団体の活動意欲の増進と意識の高揚を図ることを目的に毎年評価の高い団体を表彰しています。

海の事故ゼロキャンペーン

海の安全運動推進連絡会議では、令和3年度海の安全運動の重点活動期間を定め、下記キャンペーンを展開しています。
(1)令和5年4月19日(水)から同年5月7日(日)の間を「春の事故ゼロキャンペーン」
(2)令和5年5月11日(木)から同年5月31日(水)の間を「霧海難ゼロキャンペーン」
(3)令和5年6月10日(土)から同年6月30日(金)の間を「台風海難ゼロキャンペーン」
(4)令和5年7月16日(日)から同年8月31日(木)の間を「夏の事故ゼロキャンペーン」
(5)令和5年10月1日(日)から同年10月10日(火)の間を「秋の事故ゼロキャンペーン」
と定め、海難防止思想の普及と安全意識の高揚を図る運動を展開します。
また、近年SUP(スタンドアップパドルボード)の事故が急増しているため、併せて運動を展開します。

各キャンペーンのリーフレットを作製しました、画像をクリックするとPDFが表示されます。

(858KB)

(671KB)

(532KB)

(834KB)

(863KB)